朝の5時から散歩

母が
「運動不足なので散歩してくる!」と言い出した。

自宅がどこか分からない人なので
帰ってこれなくなる可能性大

一人で行かせる訳もなく
仕方なく
散歩に付き合った

母は杖をつき
私と手を繋いでの散歩

公園の入口迄来たが
もう足がガクガクしてる
そこでUターン

途中、一度座り込んで休憩して
どうにか帰宅

おんぶしないで帰れてラッキーでした

デイに合鍵を預けるようになった訳

母がデイに行く日
家の鍵を母に預けて、私は仕事に出掛けた。

鍵が掛けられるように改造した床の間に、母は家の鍵を入れて、キーロックをしてしまった。

デイの方が迎えに来られたが
玄関の鍵を閉める事が出来なくて
デイに行く事が出来なかった。

それ以降、
デイに合鍵を預けるようになった。

母はデイをサボりたくて、わざとキーロックしたのかもしれない。

なぜなら、ニヤッと笑いながら話してくれたから

疑う事を知らない母の性格

母は昔から「誰でもみんな私の友達」と思ってる感じの人だ。

ホームレスを見かけたら「どうしました?」と声をかけたりするし、

好物のサツマイモ(「私ゃ、これで育ったもんね」とよく言う)が安かったから、箱買いをしたが、いざ手に持って帰るには重すぎて、店内にいた知らない人の車に乗っけて貰って帰宅した事もあった。

家から外出する時も、家の前を通る車を手を振って止めて「駅の方向行きますか?」と言って乗っけて貰っていた。

「危険だからしないように」と、家族みんなでと注意してもダメだった。

認知症になったら、道案内ができなくなったので、さすがにしなくなった。