引っ越しはしません!

【母が要介護1の頃】

「泥棒がいるから引っ越そう!
この家売って、引っ越ししようや!」

私は、勿論断った

物が無いと騒いでも
本人が隠し場所を忘れてるだけ!
盗まれてなんかいない

犯人はあなた!

どこへ引っ越しても
同じ現象が起こりますよ!

母が電話して昼間に○○に来てもらってた

以前私が働いていた時の出来事

母がお気に入りの服が、見当たらないらしい。
よく探せばどこかにあるだろう。
自分で隠したものは自分で見つけてください。
と、私はあまり応対せず仕事に行った。

帰宅したら
母「今日昼間、警察の人に来てもらった。  でも探し物は出てこなかった」と言う

知らぬ間におおごとになってる。

本気で探したら、探し物はあっさりと見つかりました。

そして、警察に
「見つかりました。御迷惑おかけしました。」
と連絡して一件落着!

来てくれた警察の方も、母が認知症だとすぐ判ったようで、うまく相手してくれてたようでした。
助かりました。

母用の鍵がしばらく行方不明だった時の一言

母が、自分用で持ってる家の鍵を自分で隠し、その隠し場所を忘れた。

私があちこち探し回って、2~3日後にようやく探し当てた。
今回の宝探しゲームは難しかったなぁ、と思っていると

母「泥棒がこれの合鍵を作って返しに来た。もうこの鍵は使ったらダメ!変えんといかん。泥棒が入り放題だ!」

母が天井に穴を開けた時の話

【母がまだ体力だけはあった6年前の話】
私の外出中に、
半間(はんげん)の引戸に
母が自分でつっかえ棒を仕掛けた。

ぴったりとハマってしまい
隣の部屋に行けなくなってしまった。

当時元気な母は、天井裏に上がった。
(ちなみに我が家は当時は築44年の一軒家)

そして、隣の部屋の真上に行き天井から入ろうとし
人が通れる位の穴をどうにか開けようとした。(蹴ったのか不明?)
つまり、上から隣の部屋に入ろうとした。

ちょうどその頃に私が帰宅。
私は、引戸を力づくで正面突破して
どうにか隣の部屋に入る事が出来ました。

今でも台所の天井には穴があります。
そのままでは冷暖房が効かないので
とりあえず、カレンダーの裏紙を
ホチキスで止めて隠してます。

天井の穴

天井の穴を隠すテキトーな細工

物が見当たらない時の母の不思議な能力?!

母が自分で隠して、
どこに置いたか忘れてしまったと思われるのだが
大事な物が見当たらなくて、
翌日に使わないといけない時

母は
「泥棒さんへ 明日使いますので返して下さい」
とメモ紙に鉛筆で書き、食卓に置たままで寝る。

すると、翌朝には
どこからかともなく出てきて、
普通に平然と使っているのを目撃!

「一体全体、どこから出てきたのか?」と尋ねても、
それを母は覚えていない。

「犯人が返しに来たからあるのだ。メモを書いて効果があったのだ!」と言いはる。

自分で隠した場所を
昨晩は思い出せなかったが、
今朝は思い出せたのか?
どういう事だ?
不思議だ。